アメリカで私に起きたこと Vol.6 最終回 「俺はカリフォルニアで ◇ ぬの?」

アメリカに来て数日が過ぎ、今日も中古車の仕入れ業務です。

朝から社長と待ち合わせ(本音では社長と一緒は嫌)です。(笑)

今日行くところはカリフォルニア州です。

昨日から新聞の個人売買欄に出ている中古車を全てチェックしていました。

気になる車がありましたので現車確認と試乗の為、オーナーのもとへ向かいます。

現地に到着し、社長が試乗のため車を走らせます。

私はその場で待機です。

しばらくして社長が戻ってきました。

買い取るには少し問題がある車両でした。

その場では交渉を行わず、現地を後にしました。

しばらく走ったときです。

(恐れていたことが遂にやって来ました!!)

ここから読まれている方の為に説明します。

私が社長のことを嫌いな理由は

いきなり訳の分からないことで怒り狂い暴力をふるうからです。

それがついに始まったのです!!

社長

「おい!」

「俺のカメラ知らんか!」

「えっ?カメラですか?」

「知らないですよ」

社長

「何が知らんじゃ!このボケ!」

「俺がカメラ持ってきてるの知ってるやろ!」

「見たことも触ったことも無いですよ!」

「どこに持ってきてたんですか?」

社長

「なにトボケとるんじゃー!」

「お前が居ながら、無くすとは何事じゃー!」

「社長がカメラを持ってきていることすら知りません!!」

「俺が預かったならまだしも、触れたことも無いのに、どうやって無くすんですか!!」

社長

「何口答えしてんじゃ!」

「誰に向かって言ってるか分かってんか!」

「お前なんか日本に帰られへんようにしたる!!!」

「お前なんかアメリカで死んでまえ!」

ドン!!!

社長は私を車内から突き飛ばしました。

荷物は車の中に残したまま

車は走り去っていきました。

よくこんなまねができるわ!

ホンマに!

俺なら絶対やれへん!

自分が勝手に持ってきて、試乗した車に置き忘れてきたんやろ!

それを人のせいにして「死んでしまえ」まで言うか。

あーーー腹立つ!!!

どないすんねん!これから!

こんなところにほったらかしにして!

俺、英語話されへんのやぞ!

一通り文句を口にした後、今度は不安がこみ上げてきました。

ポケットには日本円にして1万円程度しか入っていません。

荷物も何もありません。

ここ、アメリカですよ!

見たことも無ければ、来たことも無い所ですよ。

不安しかありません。

どうしよう

どうしよう

・・・・・

考えてるうちに、また腹が立って来ました!

何が死んでしまえやねん!

くっそぉー!

よっしゃ!

分かった!

死んだるわ!

俺はアメリカで死んだるわ!

俺のことを誰も知らんこの地で、のたれ死んだるわい!

俺は開き直りました。

開き直ると、いっきに気が楽になります!(笑)

どうせ死ぬなら好きなことしてからにしよっ!

そして、いいことを思いつきました!(笑)

俺、一度でいいからアメリカ映画の中で見たことやりたいわ!

アメ車転がして

映画のワンシーンみたいなことやりたいわ!

だれも見向きもしないような錆びれた国道を走りたいわ!

その前にハンバーガーショップに寄って

大量の食べ物、飲み物を買い込んで

車のダッシュボードに広げて食べながら走りたいわ!

なんだかワクワクしてきました!(笑)

私は早速やることにしました。(笑)

まずは車が必要です。

そうだっ!

いいこと思いついた!

店の車を持ち出しましょ(笑)

黙って持ち出しましょ(笑)

そうしましょ(笑)

だって私には、もう関係のないことです。

死ぬんだから関係ありませ~ん(笑)

もう、どうでもいいで~す(笑)

(今思うと、俺ってアホですね!)

ということで、実際にそれをやってみました!(笑)

このあとのことは、あまり記憶に残っておらず、1か月ほどさまよったあげく日本へ無事帰ってこれました。

記憶に残らないほど、あっけなかったのだと思います。

実はこの後

私は自分の人生を破滅させる「決断」をすることになります。

しかし、これはさすがにブログに書ける内容ではありません。

どうしても許せないことが起きたのです!

自分のことなら大抵のことは我慢できます。

しかし、この時ばかりは自分自身の生命の危機と

友人への想い・プライド・正義感などが複雑に絡み合い

とんでもない決断をしました!

それを実行する日のことを思い出すたびに恐怖が蘇ります。

この続きを知りたい方は、直接私の所へお越しください。(笑)

お話させて頂きます。(笑)

けっして良い内容では無いことを、先にお伝えしておきます。(笑)

このアメリカでの出来事を書こうと思ったのは

冒頭でもお伝えしたように

私という人間はどんな人物なのかを

知って頂こうと思いました。

そして

「とんでもないことが起きても、生きてさえいればいい!」

「あとは何とでもなるから!」

ということをお伝えしたかったからです!

若かりし頃の私は、捨て身で生きていました。

やりたいこと、

やれること、のギャップにもがいていました。

お一人でいい

誰か一人でいいから、心に響けばと思います!

下記のラインQRコードでは革リペア技術を用いると、どのように自分に役立つのかなど、ご自身の糧を得るためのヒントをご紹介させて頂いています。

質問・疑問などお問い合わせもできます。

どうぞお気軽に(笑)

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