アメリカで私に起きたこと Vol.4「〇〇を突きつけられて!」

 次の朝

私は空腹で目が覚めました。

しかし、昨日のことを思い出すと

朝食を取るだけでも必要以上に時間がかかると思い

そのまま出発することにしました。

フロントに行くと昨日の女性がいません。

20代の男性がフロントに居ました。

彼に私のバッグを出してくれるよう頼みました。

ところが、まるで応じようとしません。

何度も、何度も、何度も、声をかけるのですが

横目でチラッと私を見るだけです。

しかも、かなりふざけた態度です。

この態度に私はだんだん腹が立って来ました。

「早よ俺のバック出せや!遅れるやろ!」と

とっさに日本語でまくし立てていました。(笑)

するとまた、人を小馬鹿にしたような表情と身振り手振りで

「私は、あなたのバッグを預かってません!」

日本語しか話せない私には、こう言っていると思えました。

なにぃー!

お前に預けてないの分かってるわ!

ホンマに腹立つ!

もう我慢の限界!

私はカウンターの上に飛び乗りました!

次の瞬間!

私は銃を突き付けられました!

(心の声 : ヤバ!忘れてたわ!ここアメリカやった!)

そのときです!

昨日の女性スタッフが出勤してきました。

彼女は私を見るなり

「ハァ~イ!」

しかも、めっちゃくちゃ笑顔!(笑)

さらに鼻歌を歌っています。

そして

彼女がバッグを出してくれました・・・

私はカウンターの上で仁王立ちのまま!

男性スタッフは私に銃を構えたまま!

その前を鼻歌交じりで通るのです!

なんですか、このシチュエーションは!?

彼女はどんな神経をしているんでしょうか。(笑)

私には理解不能。

私は複雑な思いでカウンターから降りました。

彼も銃口を下へ向けました。

このアメリカの物語は、私が25才頃の話になります。

まだまだ続きますのでお楽しみに!(笑)

また、時間を見つけて続編を書いていこうと思います。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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どうぞお気軽に(笑)

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