そのように考える方も多いのではないでしょうか。
本記事はアパレルせどりだけでなく、多種多様のせどりを実践し利益を出してきた筆者が、アパレルせどりの仕入先や儲けるコツなどを徹底解説しております。
解説する中で私のアパレルせどり失敗談も赤裸々に語っておりまして(苦笑)、アパレルせどりを検討されている方にとって有益な情報になっているのではないかなと思っております。
ぜひ最後までご覧いただき、今後の活動にお役立てください^^
アパレルせどりとは
アパレルせどりとは、新品・中古品問わず洋服やバッグなどの服飾品を仕入れ、購入したときの価格より高く販売するせどりの一種です。
販売先は仕入れたアイテムの特性によって異なりますが、ネットで再販されることが多く
メルカリ、ラクマなどのフリマアプリや、Yahooオークションなどのオークションサイトが利用されています。
Amazonでアパレルせどりしたい!
読者の中には、このようなお考えの方もいるかもしれません。
Amazonは利用者が多く、巨大マーケットであることは間違いありません。
しかし、執筆時点(2025年1月)ではAmazonで新規参入者の方が販売するのはほぼ不可能に近いので残念ですが諦めることをおすすめします。
(以下、Amazonに関する小ネタになりますので、不要な方は読み飛ばしてください^^)
Amazonで販売すること自体は主婦や会社員の方でも可能です。
筆者も会社員時代に古本をAmazonで出品・販売していたことがあります。
そんな間口が広そうなAmazonですが、ブランドには厳しい出品制限がかけられております。
例えば、ナイキやアディダスと言った有名スポーツメーカーはほぼ100%出品制限が掛けられている他、ルイヴィトンと言ったハイブランドももちろん制限が掛けられております。
出品制限を解除するためには(ブランド品を販売するためには)、ブランドの権利者から「出品許可」を得る必要がありますが、この出品許可のハードルが非常に高いため高確率で出品すらできません汗
どこを見て出品許可の判断しているかは各ブランドによって異なりますが、よくある審査項目として
- 出品者の販売実績(多いと有利、少ないと不利)
- 該当ブランドを複数商品扱っている
- 副業ではなく、会社として事業をしている
- 商品の仕入れ先が真っ当な仕入先
などがあります。
これはあくまで一例なので、要件を満たしても取り扱えないことも少なくありません。
アパレルせどりで仕入れる商品は何かしらのブランドになるので、出品許可申請が必須になりますが、恐らく許可が下りないことが予想されるのでAmazonでの販売を前提にしたアパレルせどりは諦めることをおすすめします。
アパレルせどりの仕入先と販売先
主要な仕入先の紹介の前に、筆者が「しくじり先生」として(苦笑)、最近仕入れた商品と仕入先をご紹介します。
仕入先:古着卸CLASS1 様
仕入商品:某有名カフェのTシャツ200枚
仕入金額:400,000円
売上金額:20,000円
損益:-380,000円(泣)
※執筆時点で未だ5枚ほどしか売れていません
2024年某日、古着の仕入れでよくあるまとめ買いをしました。
Tシャツを200着購入したはずが、実際は190着ほどしか入っておらず、、、ただ、こういったことはよくある話で、それが原因で利益が出せていないわけではありませんが、結構失敗してますよね…汗(この先売れるかも…!)
もちろん過去に利益を出したことはたくさんあります。
ただ経験者である筆者でも100発100中というわけにはいかないため、これからアパレルせどりをやりたい方には「アパレルせどりは容易ではない」ということは是非知ってほしいなと思っています。
前置きが長くなりました(汗)
アパレルせどりに向いている仕入先、そして販売先をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
仕入先 | 仕入先例 | 販売先 |
フリマアプリ | ・メルカリ ・ラクマ |
・メルカリ
・ラクマ ・Yahooオークション |
オークション | ・Yahooオークション | |
アウトレット | ・アウトレットモール | |
リサイクルショップ | ・セカンドストリート | |
店舗 | ・コストコ ・ドン・キホーテ |
|
仕入専門サイト | ・古着卸CLASS1 ・ブランドじぇいそん |
|
中国サイト | ・アリエクスプレス ・アリババ |
アパレルせどりのメリット
- 初期投資が少ない
- 流行に敏感な人はスグに結果が出やすい
初期投資が少ない
一般的なビジネスは設備投資などが必要なため事業を開始するためにはお金がかかります。
しかし今の時代スマホさえあれば、フリマアプリで1着数百円で服飾品を仕入れることが可能ですので、初期投資が非常に低く、成功確率が高いのが大きなメリットです。
流行に敏感な人はスグに結果が出やすい
これはデメリットにもなり得ますが、いわゆる洋服が好きな流行に敏感な人はスグに結果が出やすいです。
洋服はトレンドがあるため、ずっと同じ売れる商品というのは稀で、時代に即したアイテムを売ることがキモになりますが
流行に鈍感な人は「何が流行ってるのか(≒売れるのか)」が分からないため厳しいです。その点、元々洋服が好きな人であれば、何が人気なのかがすぐにわかるため、早期に結果を出すことができます。
アパレルせどりのデメリット
- 逮捕のリスク
- 服飾に詳しくないと儲からない
- 1回の取引で得られる粗利益が小さい
- 「見えないコスト」がかかりやすい
逮捕のリスク
別のブログでも紹介しておりますが、古物商許可証が必要になる他、故意ではなくても偽ブランドを販売してしまったら商標侵害で逮捕されてしまいます。
詳しくはこちらのブログをご参考ください。
違法なブランドリペア転売は?安心して副収入を得るためのやり方・必要な考え方を徹底解説
服飾に詳しくないと儲からない
メリットで記載した通り、アパレルは家電などと異なり「同じ売れる商品がずっと売れる」ということは稀です。
服飾に興味があり、「何が流行ってるのか(≒売れるのか)」が分からなければ設けるのは厳しいです。
1回の取引で得られる粗利益が小さい
取扱うアイテムにもよりますが、薄利多売戦略に陥りがちです。要は1商品の利益が少ないため、たくさん販売する必要があります。
Tシャツなどが顕著ですが、仮に数百円で仕入ができたとしても、Tシャツの相場はブランドに寄りますがせいぜい数千円ほどです。
もし500円で仕入ることができても、送料や出品手数料、梱包などを加味しますと2,000円で販売できたとしても残る利益は1,100円ほどです。
販売価格2,000円-仕入500円-販売手数料(10%)-送料200円=粗利1,100円
アウターなどになると粗利が高くなりますが、その分仕入もそれなりになります。
これらのことから、1回の取引で得られる粗利益が小さく、たくさん販売しないとまとまった利益が得られにくいです。
「見えないコスト」がかかりやすい
見えないコストとは送料や出品手数料以外に発生するコストです。
「何も払ってないよ!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、出品に至るまでにかかる労力、つまりご自身の人件費がここには加味されていません。
どの販売先を選んでも、出品から発送するまでに
- メンテナンス(仕入れた商品を綺麗にする)
- 採寸
- 写真撮影
- 商品ページのテキスト作成
- 値下げ交渉のやり取り
- 商品の梱包
- 発送
という工程が必要になります。
お小遣い稼ぎ程度であれば気にする必要はないかもしれません。
しかし、月数万円~数十万円を稼ごうと思いますと、商品数だけこれらの作業が必要となり、なかなかキツイところがあります。
またこれらを外注する方もいらっしゃいますが、外注するにしても、外注スタッフを採用し教育する労力もかかるため、合間でやるには時間が足りません。
こういった見えないコストがある点もしっかり加味しましょう。
初心者の方がアパレルせどりで稼ぐための3つのポイント
- 仕入れるタイミングを工夫する
- 取扱うアイテムを工夫する
- 取扱うブランドを工夫する
仕入れるタイミングを工夫する
筆者がよくやっていたアパレルせどりで、季節外れの商品を仕入れて、最適な季節で販売する方法です。
例えば、夏にダウンジャケットを仕入れて、冬に売るという方法ですね。
アパレルせどりは販売価格は需要と供給で決まります。欲しい人が多いと高くなりますし、その逆も然りです。
季節外れの商品は探している方が少ないので、高確率で相場よりも安く仕入れることが出来ます。もし高くても値下げ交渉で安くしてくれることがほとんどです。
このように季節外れの商品を仕入れて、最適な季節で販売する方法は初心者でも簡単に利益を出すことができるのでおすすめです。
取扱うアイテムを工夫する
アパレルせどりのデメリットでご紹介した「見えないコストがかかる」で採寸などが大変というお話をしました。
このデメリットを解消する工夫になり、Tシャツやデニムなどの洋服ではなくて、財布やネックレスなどの服飾小物を中心に販売する方法です。
洋服はサイズがシビアなので採寸しないと売れることはほぼありませんので、採寸する手間が発生します。またシビアだけあって、返品リスクがあります。
一方で、財布やネックレスはそこまでシビアではないため、極論採寸しなくても売れることがあります。
また最悪採寸することになっても、計測箇所が少ないため見えないコスト(労力)を抑えることができるのでおすすめです。
取扱うブランドを工夫する
数十年続く老舗ブランド(ラルフローレンなど)に絞って取扱うことをおすすめします。
突然ですが、アパレルせどりが失敗するときはいつかご存知でしょうか。
正解は、不良在庫を抱え、次の仕入れができなったときです。
不良在庫というのは平たく言いうと売れない商品です。
商品が売れなければ現金がないため、次の仕入するための資金がありません。
そのため、どのせどりも時には赤字になっても売り切ることが重要になります。しかし、仕入れた商品がファンの少ない不人気のブランドでは売り切るのが難しくなります。
その点、老舗のブランドは老若男女問わず人気があることが多く、安ければ確実に売り切ることができるため初心者の方におすすめです^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アパレルせどりはデメリットもありますが、筆者もアパレルせどりで稼がせてもらったので、「月1~2万円稼ぎたいです」という方にはオススメしております。
しかしそれ以上稼ぎたい方にとっては、デメリットでもご紹介した通り、1取引当たりの粗利が少なかったり、採寸などの「見えないコスト」も多いためオススメできません。
そういった方はアパレルせどりではなく、ブランド品のリペア販売が最適だと思っています。
ブランド品のリペア販売は、ブランド物のバックや財布を仕入、綺麗にして再販するせどりの一種です。
今回割愛しましたが、アパレルせどりは仕入が難しいです。というのも、スマホがあればだれでも参入できるため、仕入れたい方が多く、利益が出せる商品はスグに売り切れてしまうためです。
その一方で、状態が悪いブランド品と言うのはリペアが必須になるため流通量が多く仕入に困ることが非常に少ないです。
筆者は今、リペア販売に特化したオンラインスクールを主宰しており、そのスクールでは仕入れ方は勿論、リペア方法から販売方法まで教えております。
既に数百名以上の方が受講して下さっており、私を遥かに超える売上を出している卒業生の方も多数いらっしゃるので(苦笑)
「アパレルせどり、思ったより厳しいな」
と感じられた方は、ぜひオンラインスクールのLINEに登録してみて下さい。
実際に利益の出た商品リストを無料で進呈しておりますので、かなりイメージが出来ると思いますよ。
(押し売りしないのでご安心ください笑)
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皆さまの成功を心よりお祈り申し上げますm(__)m